こちらの記事はコスギ@聴くストレングスコーチさん主催
ストレングスファインダーのエピソードトークAdvent Calendar 2023 23日目の参加記事です。
2023年を振り返ってのストレングスファインダーの強みエピソード(増井都乃の事例)
<自分のトップ5>
1.最上志向 2.慎重さ 3.自我 4.競争性 5.戦略性
それぞれに資質にねぎらいの言葉を❤
☆これを書く前提として、今年の自分のトピックスとしては両親のダブル介護が大きくのしかかってきたことがあります。
私のストレングスファインダー34資質全体の結果を最初に見た時、トップ5を出した時より妙に納得したことがあります。自分は後方支援的なこと、人の気持ちに寄り添うこと、ケアワーク的な事って得意じゃないな、ってずっと思っていました。「そりゃ、そうだな」って34資質の結果を見て思いました。「向いてないよ」(*)
(でも、女性ってそういう役回りを振られがちじゃないですか?w)
なので…介護は向いていない?
でも両親をダブル介護しなければいけない状況になってしまった。ではどうしたのか?
どの資質をどう生かして乗り切ってきたのか?
今回はそれを書きたいと思います。
*あくまで私個人の感想です。ストレングスファインダーは職業の適性診断ではない、とよく言われていることも知っています。
1.最上志向 「どうせやるなら」「できるだけいいものを、いい状態で」
「どうせやるならきちんとしたい」と思うことで、苦手?嫌い?だったかもしれない介護に取り組めました。これは大きかったと思います。
食事を作るなら、食の細い母にいかに栄養があってバランスも良くて、母の好きな食材が入っていて、毎回同じようにならなくて、季節感もあって…といったメニューを食べてもらえるか、毎回ベストメニューを母を中心に考えて作っていました。
そしてすべてのメニューを一番いいタイミングで食べてもらえるように。
冷やしたメニューは冷蔵庫できちんと冷やしておく、熱々がよいメニューは出来立てを食べてもらえるように。
(しかし細かいことを言うと、母は熱々が好き、父は猫舌なので、それぞれにいいタイミングで食べられるように時間差でお皿/お椀によそおっていました)
洗濯物の場合。天候の兼ね合いでどうしても部屋干しになってしまって一応乾いている?時。そのまま畳んで仕舞ってもいいのですが、もし翌日晴れていた場合、どうせなら少しでも日に当てた方が気持ちいいかな、と思って日に当てるようにしていました。
もう一つの例。
前日の様子から、私が「今日はこれをやろう」と思っていても、本人がうだうだ言ってやりたがらないことがありました。しかし私から見て「できそう」と思ったら声掛けを工夫してみたり、少し助けたり、ハードルが下がるように課題を一段低くしてみたりして、「全くやらず、そのまま寝ている」ことをなるべくなくすようにしていました。感覚としては、本人が「できそう」と気づいていないことを引っ張り出してあげる感じ。
ありがとう、最上志向💛
2.慎重さ 「無理はしない」
上記のエピソードとは矛盾するようですが、「無理」と思ったことは絶対やらない。そこの見極めは大事にしました。なので、介護をする上で大失敗はありませんでした。慎重さ、ありがとう💛
3.自我 「役に立ちたい」
自我の「役に立ちたい」「感謝されたい」気持ちが動機となり、「母の役に立ちたい」「両親の役に立ちたい」という介護の原動力にもなりました。
しかし、自我に関してはちょっと注意が必要でした。あまりに疲れてきてしまうと、私の場合、自我の「雑用はしたくない」これが暴れ始めてしまうことがありました。
でも、「役に立ちたい」は本当にすごい力となりましたよ。「自我」、ありがとう💛
4.競争性 ナシ
ん~、これは正直、あまり働いていなかったかな。
5.戦略性 常に複数の選択肢を考え、一番効率のいいやり方で進める
毎日のルーティーンで、一番効率的な順番がありますが、なかなかそうはいかないことも多々…。特に母が急に「お母さん、今日〇〇したい!/××したくない!」と言うこともたびたびあり、都度調整しながら進めるのに、戦略性が役立ちました。
ありがとう、戦略性💛
<自分の資質が組み合わさって、強みとして発揮できていたな〜と思ったエピソード>
☆最上志向(1位)×自我(3位)×親密性(12位)
「身内の介護は難しい」という言葉も聞きますけど、私は「両親だから」できたと思います。特に母。トップ10外の資質になりますが、親密性(12位)=大切な人だから。他人だとこうはいかなかったかな、と思います。最上志向(1位)×自我(3位)×親密性(12位)で、どうせなら大切な人の役に立ちたい。
☆最上志向(1位)×個別化(10位)
両親それぞれにベストなものを、ということで、上記、最上志向のところにも書きましたが、例えば汁物の温度、目玉焼きの火加減、ドレッシング、両親それぞれに好みが違うので、変えて出していました。
服装もそうですね。寒がりな母と、普通の父。それぞれに合った服装を。
ただ、二人一緒にいることが多かったので、それは私にとってストレスになることもありました。もっと母の世話をしたいのに、そばに父がいるので遠慮してできないこともありました。
☆最上志向(1位)×責任感(7位)
まあ、これは言わずもがななんですけど…責任感(7位)
きついなあと思うことも正直たびたびありましたが、「私がやらないで誰がやるの~?」と気合いでがんばりました。
☆最上志向(1位)×規律性(8位)
決まり切ったことは一番効率的なルーティーンにしてしまって、短時間に終わらせる、(はず、が急に違うことを言われて、そうもいかなくてイライラすることもありましたけどw)
<来年やりたいこと>
「競争性」を開放できる機会が少なかったので、その機会を作りたいと思います。
*母は11月下旬に星になりました。